文字起こしアプリ おすすめ比較 2026:Notta・Rimo Voice・Subananaを用途別に

2026-06-09
KKevin Wong

文字起こしアプリのおすすめは「何を録音して、その後どう使うか」で決まります。短い取材メモなら無料枠の広いアプリ、毎週の会議を議事録まで自動化したいなら要約機能と話者分離が強いアプリ、複数言語が混ざる打ち合わせなら対応言語の広いアプリ——結論を先に言うと、用途が分かれば最適な1本はすぐ絞れます。本記事では日本で使える代表的な文字起こしアプリ(best transcription app)として Notta・Rimo Voice・Subanana の3つを取り上げ、料金・対応言語・議事録の自動作成・話者分離の観点から比較します。いずれも音声・動画を自動でテキスト化し、AI 要約まで行えるアプリです。

はじめに開示します。私は Subanana を運営しています。 ですから中立を装いません。どこで Subanana が向いていて、どこで他のアプリの方が明確に良いかを正直に書きます。競合の事実はすべて各社の公開ページ(料金ページ・機能ページ)を2026年6月に取得したものを根拠にしています。精度の数値は——どのツールも「自社調べ」の数字を出していますが、検証可能な共通の第三者ベンチマークは存在しないため、本記事では精度のパーセンテージは一切主張しません。精度を確かめる唯一の正攻法は、各アプリの無料枠でご自身の音声を実際に試すことです。


結論:用途別のおすすめ(先に答え)

  • 個人で手早く・できるだけ安く始めたいNotta。無料枠で月200分の文字起こしが使え、有料は年額換算で月 $8.17 から。対応言語は58言語と広い。
  • 日本語の会議・議事録を中心に、文字起こし時間を気にせず使いたいRimo Voice。日本語特化で、プロプラン(月額4,950円)は文字起こし時間が無制限。会議の要約・話者分離も標準。
  • 会議の要約 AI を自分で選びたい/専門用語の固有名詞を外したくない/多言語のチーム運用Subanana。要約 LLM をメニューから選べ、用語集(グロッサリー)で固有名詞を保護でき、80以上の言語に対応。リアルタイム字幕も会議ボット不要で動きます。

3つとも無料で試せます。下の比較表と各セクションを読めば、あなたの「録るもの」に合う1本が分かります。


文字起こしアプリとは?選ぶときに見るべき4点

文字起こしアプリは、音声・動画を自動でテキストに変換するツールです。単に文字にするだけでなく、近年は議事録の自動作成(要約・アクション抽出)話者分離(誰が話したかの区別)多言語の翻訳まで担うものが増えました。だからこそ「どれがおすすめか」は一律には決まりません。次の4点で見ると失敗しません。

  • 料金と無料枠:無料でどこまで使えるか(月の上限分数・1回あたりの録音上限・要約の回数)。長い会議を丸ごと録るなら無料枠だけでは足りないことが多いです。
  • 対応言語:日本語だけでよいのか、英語や中国語が混ざる会議があるのか。混在音声の扱いは差が出やすい部分です。
  • 議事録の自動作成:文字起こしの先に、要約・決定事項・ToDo まで出してくれるか。会議用途ならここが本命です。
  • 話者分離とエクスポート:話者を区別できるか、SRT・Word・テキストなどどの形式で書き出せるか。

Notta・Rimo Voice・Subanana 比較表(2026年6月時点・公開情報)

項目NottaRimo VoiceSubanana
主な強み安く始められる・対応言語が広い日本語特化・文字起こし無制限プラン要約LLMを選べる・用語集・多言語チーム
無料枠月200分の文字起こし各プランを無料トライアル(カード登録不要)結果プレビュー(先頭5分・透かし付き動画)
有料の入口年額換算で月 $8.17〜文字起こしプラン 月額1,650円月 $9〜(年額、約 月1,000円台)
対応言語58言語30以上(日本語に最適化)80以上
議事録の自動作成あり(要約)あり(詳細な要約・会議AIと対話)あり(要約LLMをメニューから選択)
話者分離ありありあり
要約 LLM の選択不可(単一)不可(単一)可(複数モデルから選択)
リアルタイム字幕リアルタイム文字起こしあり会議録画中心あり(会議ボット不要・マイク入力)

※料金・仕様は各社で随時変わります。申し込み前に必ず公式ページで最新の数値をご確認ください。Subanana の無料枠は「結果を確認するための枠」で、書き出し(SRT/Word 等)や本文コピーは有料プランの機能です。


Notta はどんな人におすすめ?

おすすめなのは、個人でとにかく安く・手早く始めたい人です。Notta は無料プランで月200分の文字起こしが使え、対応言語は58言語と広いのが公開情報での強みです(出典:Notta 公式)。有料の Pro は年額換算で月 $8.17 からと、この3つの中では最も入口が安い部類に入ります。スタンドアロンの IC レコーダー連携など、録音まわりのエコシステムを広げている点も、ハードを含めて手軽さを求める人には魅力です。

正直に言えば、Notta が向かない場面もあります。無料枠は分数の上限があり、長時間の会議を毎回丸ごと記録したい用途には足りません(無料の録音には上限があるため、長い会議は有料プランが前提になります。最新の枠は料金ページで確認してください)。また要約に使う AI モデルは選べず、単一モデルでの要約になります。「安く広く」が刺さる人には素直におすすめできるアプリです。


Rimo Voice はどんな人におすすめ?

おすすめなのは、日本語の会議・議事録が中心で、文字起こし時間を気にせず使いたい人です。Rimo Voice は日本語に最適化された議事録 AI で、公式の料金ページによると、文字起こしプランが月額1,650円(月2,100分・話者分離・データ保管30日)、上位のプロプランが月額4,950円で文字起こし時間が無制限、AI による詳細な要約作成や会議 AI アシスタントとの対話も含みます(出典:Rimo Voice 料金プラン)。各プランはクレジットカード登録なしで無料トライアルできます。

Rimo Voice が向かない場面は、英語や中国語が主役の多言語会議です。日本語特化が強みである反面、海外メンバーが多いチームや、複数言語が日常的に混ざる現場では、より対応言語の広いアプリの方が安心です。逆に「ほぼ日本語の社内会議を、時間制限なく議事録化したい」なら、無制限プランの価値は大きく、有力なおすすめです。


Subanana はどんな人におすすめ?(運営者として正直に)

おすすめなのは、会議の要約 AI を自分で選びたい人、固有名詞を外したくない人、多言語のチームで使いたい人です。Subanana の差別化は、ほかの2つには無い3点に集約されます。

  • 要約に使う LLM をメニューから選べる:会議の要約は内容によって得意なモデルが変わります。Subanana は要約(ミーティングサマリー)の段階でユーザーが LLM を選択でき、新しいモデルが出れば随時評価して追加します。「単一モデルに固定されない」のが思想です(※モデルを選べるのは要約機能のみで、翻訳や字幕の自動補正はサービス側が自動で最適なモデルに振り分けます)。
  • 用語集(グロッサリー)の細かさ:人名・社名・専門用語を登録しておくと文字起こしで外しにくくなります。用語集自体は各社が持つ標準機能ですが、Subanana はワークスペース全体/プロジェクト個別の使い分け、言語ごとのタグ付けXLSX/CSV の一括取り込みまで対応する粒度が強みです。
  • 多言語と運用AI 文字起こしは80以上の言語に対応し、文字起こしモードでは句読点や段落の自動整形(読み物として整える)も使えます。チームでのAI 会議転写では、Google Meet・Microsoft Teams のボットがカレンダー連携で自動参加し、録画後に文字起こし・要約まで行います。

Subanana にも正直な弱点があります。Zoom ボットは提供していません(Google Meet と Teams のみ)。Zoom が会議の中心なら、ボット連携は他社の方が揃っています。また無料枠は「結果を確認するための枠」で、書き出しやコピーは有料プランの機能です。料金や思想は料金ページで確認できます。

なお、講演やセミナーのリアルタイム字幕が必要なら、AI リアルタイム文字起こしが会議ボット不要のマイク入力で動きます(リアルタイム字幕は登壇者側で「ソース言語+翻訳先1言語」を設定し、参加者は共有リンクで表示を選ぶ方式です)。録画後の議事録とは別の機能です。


議事録の自動作成ツールとしてはどれがおすすめ?

「文字起こし」より一歩進んで議事録の自動作成(要約・決定事項・ToDo の抽出)まで欲しい場合、3つとも要約機能を備えています。選び分けの軸はシンプルです。

  • 日本語社内会議が中心で、量を気にせず回したい → Rimo Voice の無制限プラン。
  • コストを抑えつつ要約も使いたい → Notta。
  • 会議ごとに要約 AI を切り替えたい・用語集で固有名詞を守りたい・多言語チーム → Subanana。

どのアプリでも、議事録の質は録音環境に大きく左右されます。マイクを話者に近づける、複数人が同時に話さない、固有名詞は事前に用語集へ登録しておく——この3点を押さえるだけで、要約の精度は体感で大きく変わります。


よくある質問(FAQ)

Q. 無料で使える文字起こしアプリはどれがおすすめ? A. 無料の文字起こし分数で選ぶなら Notta(公式で月200分)。Rimo Voice は各プランをカード登録なしで無料トライアルできます。Subanana の無料枠は結果を確認するためのプレビュー枠(先頭5分・透かし付き動画)で、書き出しは有料プランの機能です。長い会議を丸ごと無料で——という用途は、どのアプリも有料プランが前提になりがちです。

Q. 日本語の精度がいちばん高いのはどれ? A. 検証可能な共通の第三者ベンチマークが存在しないため、本記事では精度の数値を主張しません。各社とも無料枠があるので、実際にご自身の会議音声で同じファイルを試して比べるのが唯一確実な方法です。録音環境(マイク距離・同時発話の有無)の影響も大きい点にご注意ください。

Q. 会議の要約 AI(LLM)を自分で選べるのはどれ? A. この3つの中では Subanana です。要約(ミーティングサマリー)の段階でモデルを選択でき、用途に合わせて切り替えられます。Notta・Rimo Voice は単一モデルでの要約です。

Q. Zoom 会議の自動文字起こしに使える? A. Zoom 自体の録画・字幕機能のほか、Notta などボット参加に対応するアプリがあります。Subanana は Google Meet と Teams のボットには対応しますが、Zoom ボットは提供していません。Zoom が中心なら、その点を踏まえて選んでください。


まとめ:あなたの「録るもの」で選ぶ

文字起こしアプリのおすすめは、結局のところ用途で決まります。安く広く始めたいなら Notta、日本語の議事録を量を気にせず回したいなら Rimo Voice、要約 AI を選びたい・固有名詞を守りたい・多言語チームなら Subanana。3つとも無料で試せるので、最後は「あなたが実際に録る音声」で比べるのが確実です。

Subanana を試すなら、AI 文字起こしからファイルをアップロードするか、アプリでそのまま始められます。


方法論:本記事の競合に関する事実は、Notta の公式サイト(https://www.notta.ai/)と Rimo Voice の料金プランページ(https://rimo.app/about/voice/plans)を2026年6月3日に取得して整理しました。各社の「自社調べ」の精度数値は採用していません。Subanana の機能は公開情報および出荷済み機能セットに基づきます。料金・仕様は変わるため、申し込み前に各公式ページで最新情報をご確認ください。

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