TikTokの動画を文字起こしする方法|音声をテキストに変換して再利用する

TikTokの動画を文字起こしする方法|音声をテキストに変換して再利用する

TikTokの動画を文字起こしする方法|音声をテキストに変換して再利用する

TikTokの動画を文字起こしデータにできれば、動画に字幕を表示する以外の使い道が広がります。動画を保存して音声をテキスト化するツールにアップロードするだけで、ショーノートや台本、他プラットフォーム向けの翻訳字幕として使い回せる書き出しファイルが手に入ります。この記事では、TikTokの動画から実際に文字起こしデータを作る手順と、TikTok内蔵の自動字幕との違いを整理します。

この記事で紹介する手順の一部はSubananaを使った例ですが、まずは「TikTokの音声をどうテキストにするか」という一般的な考え方から説明します。

TikTokの自動字幕と「文字起こし」は別の話

TikTokには動画に字幕を表示するための内蔵キャプション機能があります(設定方法はTikTokの字幕の付け方で解説しています)。この機能は2021年4月に導入され、対応言語は英語(米国)と日本語からスタートしました。動画をアップロードまたは撮影したあと編集画面で「自動字幕」をオンにすると、音声が自動でテキスト化されて動画上に表示され、投稿前に文言を編集することもできます。

ただしこれは「動画の上にキャプションを表示する」ための機能です。生成されたテキストを選択してコピーしたり、ファイルとして書き出したりする機能は見当たりません。ショーノートを作りたい、他プラットフォーム向けに翻訳した字幕を作りたいといった「動画の外でテキストを使う」用途には、動画を保存してテキスト化ツールにかける工程がもう一段必要になります。この記事で扱うのは、まさにその「動画の外に持ち出せる文字起こしデータ」を作る手順です。

TikTok動画から文字起こしを作る3ステップ

TikTok動画から文字起こしを作る3ステップの図

ステップ1: TikTok動画を保存する

自分の投稿なら、動画を開いて「シェア」→「動画を保存」をタップすると端末に保存できます。他のユーザーの動画を使いたい場合は、投稿者がダウンロードを許可しているものに限られます。保存の選択肢が表示されない場合は、投稿者がダウンロードを許可していないということです。この記事で紹介する使い方は、いずれも自分が権利を持つ、または利用許可のある動画を前提にしています。

ステップ2: 保存した動画ファイルをアップロードする

保存した動画ファイルをそのまま、Subananaのような文字起こしツールにアップロードします。用途に応じてモードを選びます。

  • 文字起こし:ショーノートやブログ用に、読みやすい文章として書き出したいとき向け。翻訳先言語は1つまで指定できます。
  • 字幕生成:他プラットフォーム向けの字幕ファイルとして使いたいとき向け。1回の処理で複数の翻訳言語を同時に書き出せます。

ステップ3: テキストとして書き出す・必要なら翻訳する

文字起こしが終わったら、SRT・VTT・TXT・DOCX・XLSX・Markdownの形式で書き出せます。ショーノートにするならTXTやDOCX、他プラットフォームの字幕として使うならSRTやVTTが扱いやすい形式です。

こんな場面で使い回せる

以下はいずれも、自分が著作権を持つ、または転用・再配布の許可を得ている動画であることが前提です。

  • ショーノート・台本化:動画で話した内容を、ブログ記事やニュースレターの下書きにそのまま流用できます。
  • 他プラットフォーム向けの字幕に転用:Instagram ReelsやYouTube Shortsに同じ内容を展開するとき、テキスト化した内容から字幕ファイルを作り直せます。
  • 翻訳して別の地域向けに出す:文字起こしを翻訳すれば、海外オーディエンス向けの字幕やキャプションの土台になります。
  • 検索・引用のしやすさ:動画のままでは検索できない発言も、テキストになれば見返したり引用したりしやすくなります。

Subananaで実際にやってみる

保存したTikTokの動画ファイルをそのまま文字起こしツールにアップロードすると、話者を分けた文字起こしが生成されます。ソース言語ごとに評価済みの最適な音声認識モデルへ自動でルーティングされる仕組みで、特定のモデル1つに固定されるわけではありません。書き出し前には、エディタ内で内容を確認・修正できます。0〜100点の品質スコア付きAI校正が、誤字や同音異義語の修正、句読点の整えを提案してくれるので、それを確認しながら反映できます。AIチャットに「〇〇について話していた部分は?」と聞いて該当箇所を探すこともできます。

無料プランでも、ファイルの最初の15分までは文字起こし結果をその場で確認できます。ただしSRTやTXTなどのテキストとしての書き出しには有料プランが必要です。無料プランのまま書き出せるのは透かし入りの動画のみで、しかも最初の字幕1件目から15秒・最大720pまでという制限付きです。テキストを持ち出して使い回したい場合は、有料プランへの切り替えが必要になります。料金はプラン・料金ページで確認できます。

よくある質問

TikTokの動画を文字起こしする方法はありますか?

あります。動画をTikTok内で保存(自分の投稿は「シェア」→「動画を保存」、他ユーザーの投稿はダウンロードが許可されている場合のみ)したあと、Subananaのような文字起こしツールにファイルをアップロードすれば、文字起こしデータが得られます。

TikTokの自動字幕をテキストとしてコピーできますか?

TikTok本体の自動字幕機能は、動画の上にキャプションを表示するための機能で、生成されたテキストを選択してコピーしたりファイルとして書き出したりする機能は見当たりません。テキストとして持ち出したい場合は、動画を保存して文字起こしツールにアップロードする方法が確実です。

TikTokの音声を文字に変換して翻訳できますか?

できます。Subananaでは、文字起こしなら1つの翻訳言語、字幕生成なら1回の処理で複数の翻訳言語を同時に指定して書き出せます。他プラットフォーム向けに翻訳字幕を用意したい場合は字幕生成が向いています。

TikTokの文字起こしは無料でできますか?

結果の確認までは無料でできますが、SRTやTXTとして持ち出すには有料プランへの切り替えが必要です。無料のまま書き出せるファイルは、透かし入りかつ15秒・720pに制限された動画のみで、ショーノートや翻訳字幕として使い回すには足りません。詳しい制限は前述の「Subananaで実際にやってみる」を参照してください。

まとめ

TikTokの自動字幕は動画の上にキャプションを表示するための機能で、テキストとして持ち出す機能ではありません。ショーノート化や他プラットフォーム向けの翻訳字幕として使い回したいなら、動画を保存してテキスト化ツールにアップロードする一手間が必要です。まずは直近の動画を文字起こしツールにアップロードして試してみてください。